授業観察(社会科、国語科、理科)
2022年6月9日 14時22分教室を回ると各教室で様々な学びがあります。子どもたちの表情を見ると、今どのような学びがあるのかよくわかります。
何やらコップに入った液体のにおいをかいでいます。理科?家庭科?と思っていたら、なんと社会科でした。コップの液体は4種類の出汁です。地理の学習で西日本と東日本の違いについて学んでいました。
カツオ出汁、昆布出汁などいろいろありますが、一番人気はあご出汁でした。社会科教員からは、今日の夕食に自分の好きな出汁で味噌汁を作ってもらいましょう!との一言が。社会科だけでなく、たくさんの教科の要素がつまった教科横断的な学びにつながっていきます。
続いて国語の授業です。
短歌についての学習です。
短歌の構成について詳しく学習したのち、自分が気に入った短歌を選んでさらに追究していきます。
このクラスの一番人気の短歌は、
『列車にて遠く見ている向日葵は少年のふる帽子のごとし』寺山修司
でした。次の時間からペアでの調べ学習が始まります。
次は理科の授業です。
今日の目標は「細胞分裂するときの細胞」です。
準備を入念にしてから顕微鏡を使って分裂した細胞を見つけていきます。
細胞分裂している細胞を見つけることは至難の業です。しばらく顕微鏡とのにらめっこの時間帯が続きましたが、何名かは発見することができました。
目的の細胞が見つかった時はうれしいものです。一生懸命スケッチしていました。なかなか答えにたどりつかない課題は学びを深めるチャンスです。今やネット等を使うとすぐに画像を検索することはできますが、やはり自分が見つけたものは深まりが違います。すばらしい学びの時間となりました。