技術科の授業・中庭の苗植え

2022年5月24日 11時34分

今日は、技術科の授業観察です。

まずは、1年生です。

製図についての学習をしています。今日のテーマは『等角図』でした。教師の丁寧な説明があった後、自分で等角図をかいていきます。

数学科の見取り図とも関連しています。この技術科の学びが、数学科の図形分野の学びにつながっていきます。まさに教科横断的な学びです。

ものさしを使って丁寧に書いていました。教師からも「おー上手!上手!」と誉め言葉が出ていました。この製図の学習が、今後の製作につながっていくことでしょう。

技術室を出ると、ミニトマトの苗が順調に育っていました。世話をしているのは2年生です。今日の授業では、「誘引」「追肥」「水やり」をキーワードに一つ一つの苗の状態を確認していました。

生徒と苗、生徒と教師がうまく対話をしながら、よりよい誘引の方法を見付けていきます。長年技術科に携わっている教師からは、「今年は順調に育っている」との言葉をいただきました。収穫の時期まで、手を抜かず、しっかりと世話をしていきましょう。

今日は中庭がにぎわっていました。畑の苗植えも行われました。

 

ジオ学習・事前復興まちづくり計画

2022年5月23日 12時35分

5月20日(金)

1年生が、総合的な学習の時間でジオ学習の一環として、「大野ヶ原」「ジオミュージアム」に行きました。

四国カルストの西端に位置する「大野ヶ原」。標高1403mまで行きました。まさに絶景とはこういう景色のことを言うのでしょう。雲がないところはすばらしい景色が一面に広がっていました。気温がかなり低いことが予想されましたが、山頂までしっかり歩ききることができました。教室で見る笑顔よりもさらに素敵な笑顔があふれていました。

 

ジオミュージアムの見学もしました。まさに生きた学びです。1年生のみなさんが、何を感じ、これから総合的な学習の時間で何を追究していくのか楽しみです。

「事前復興まちづくり計画」検討 地域ワークショップ(WS)について

23日(月)に愛媛大学の森脇亮教授をお招きして、事前復興まちづくり計画についての説明をしていただきました。愛媛大学から3名の大学生も参加し、生の声を届けてもらいました。

まずは、森脇教授から、事前復興の重要性についてスライドを活用して説明していただきました。

大災害に備えることがなぜ必要なのか?事前復興とはどのようなものなのか?30年以内に大地震が起きる確率はかなり高いものです。中学生を含む全世代で三瓶のまちを守っていかなくてはなりません。森脇教授の話を聞くといろいろなことを考えさせられました。

3名の大学生の生の声は生徒のみなさんの心を揺さぶるものでした。西日本豪雨を体験した学生さんもいました。口をそろえていたことが、「事前復興まちづくり」など様々な学習をする機会がある今の中学生は恵まれた環境にあるということでした。大事なのは恵まれた環境をどう生かすかです。

3年生の感想発表を皮切りに多くの生徒が感想発表を行いました。総括すると、これから防災についてまだまだ勉強をしていかなくてはならないと感じている人が多いようです。今後は、「事前復興まちづくり計画」検討 地域WSメンバーを中学生から募集します。そして、令和4年度内に4~5回のワークショップを実施する予定です。メンバーは地域住民、三瓶分校、三瓶中なでで構成されます。ぜひ「事前復興まちづくり」の第一歩を踏み出してほしいと思います。

わざわざ説明のために愛媛大学からきていただきありがとうございました!